『普通』という言葉。
わたしの中にはない感覚の言葉なんです。
だからね ご一緒している方が、この言葉を使うと
とても、とても疑問に感じてしまい。
つっこんで色々聴いてしまうのです。
こんにちは。
ハピネスシャイニング心理カウンセラーの岡久 理恵です。
「普通じゃないですよね、わたし可笑しいですよね。」
という言葉。よくお聴きするのだけど、なんだか悲しく
なってしまうのです。
なぜなら、普通なんてないと思うから。
普通なんてないのです。
『普通』という言葉はあっていいの。
普通とは「変わったところのないこと」です。
でもね、『普通』をみんなの「あたりまえ」のようにして
お話しするのは、あまり好きではないかなって
そんな感じなんですね。
そして、「あなたは、普通じゃないと思ってるんだ。いいよ。
でもね、普通なんてないんだよ。」ということをお伝えします。
するとね、たいていのお方が「ハッ」とした表情の2~3秒後に
安心した穏やかな表情になるのです。
わたしが、カウンセリングをやっていていちばん嬉しい瞬間は、
この『表情の変化』を見れたときなんです。
穏やかな表情、安心した表情、ご本人が本当に大切なものに気がついて
流れる涙は本当に、本当に綺麗です。
「普通」なんて、ありません。
わたしも、「普通」ではありません。
みんなも「普通」ではありません。語弊があるかもしれませんが、
みんな、みんな、この世にたった一人のかけがえない存在で
そして、オンリーワンの存在です。
人それぞれに、その人だけがもっている資源があって
その資源を、宝石の原石のように輝かせて生きているのです。
だから、みんな普通ではないのです。
一般的な正義や、一般的な基準にあてはまめて『普通』でいようとする
必要なんてありません。
誰もが、やりたいことをやって、好きなことだけやって、好きな人生を
生きる権利があるのです。
また、『ワガママ』とは自分勝手な様子のこと。
この『ワガママ』という言葉にもわたしは疑問を感じてしまいます。
『ワガママ』なんてない。ワガママだと思っている人は、自分を大切に
できている人です。
☆★☆
私と小鳥と鈴と
私が両手をひろげても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地面を早く走れない。
私が体をゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
(金子 みすず)
☆★☆
わたしの大好きな詩です。
☆それでは、また。今日も最後までお読みいただいてありがとうございました☆