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心理カウンセラーにはテクニックよりも大切なものがある。

先日、ハピネスシャイニング心理カウンセラー養成講座の受講生フォロー会を開催しました。

これからカウンセリングを行っていく中で何が不安なのか、どうすれば自分らしいカウンセリングができるのか、自分のスタイルでカウンセリングを進めていくためのディスカッションの時間となりました。

カウンセリングで大切なことの一つには、「心理カウンセラー」の人柄やその人らしいカウンセリングのスタイルというものがあると思います。その人が歩んできた人生や経験によって、かける言葉が違ったり包み込む感覚や範囲に違いがあったり。それって、クライアントさんがカウンセラーを選ぶ基準にもなると思うのですね。

先日のフォロー会でも、このことがテーマのひとつになりました。

カウンセリングをやっているとつい、うまく進めること・上手な言葉のかけ方・質問の仕方などのテクニックを意識しすぎてしまうことがあります。そうすると「上手く出来なければならない」と思い、結果的にカウンセリングがうまくいかない。それは、カウンセラー自身が自分にフォーカスしてしまうから、うまくクライアントさんのお話しが聴けなくなってしまうのだと思うのです。カウンセリングの主役はクライアントさんだから、クライアントさんにフォーカスしなければならないのに。

だけどカウンセリングをする時に、本当に大切なことはもっと他にある。

それは、クライアントさんに『心から寄り添う気持ち』だと思うのです。クライアントさんが、どんな悩みを抱えていても・どんな問題を抱えていても。カウンセラーが心の底からそれに共感して、一緒に楽になり笑顔になろうという態度。

テクニックも、もちろん必要だけどそれは『寄り添う気持ち』の裏にあればいいと思うのです。

カウンセラーが、自分のテクニックを意識しすぎることはエゴになることもある。その根本には、「なおしてあげよう。」という気持ちがあるからかもしれません。

でも、カウンセリングで大切なことは「なおそうとするのではなく、わかろうとすること。」です。

目の前にいるクライアントさんは、自分の力で悩みや問題から自分を解放できます。カウンセラーは、クライアントさんの力を信じて、クライアントさんと2人で1人であるかのように共感し、心から寄り添うことが最も大切なのです。

悩みや問題から解放されるための答えは、クライアントさん自身がもっています。カウンセラーは、その答えを一緒にみつけていくことが大事。そこで、テクニックを意識しすぎてしまうカウンセリングは、クライアントさんにとって必要なものではないかもしれませんね。

カウンセリングを行ううえで大切なのは、カウンセラーの人柄・自分らしさ・寄り添う気持ちなのです。お手本にあるような洗練された言葉かけよりも、共感してクライアントさんと同じように感情を感じたカウンセラーからの言葉かけで、どれだけクライアントさんが心から楽になれるか、安心できるかイメージしてみてください。

そこにはきっと、カウンセラーとクライアントさんの2人で成り立つ優しい世界があるはずです。

ハピネスシャイニングでは、自分らしさや個性を生かしてできるカウンセリングを受講生と共に学び考えていきます。テクニックだけではなく、心からクライアントさんに寄り添えるようになるための他とはちょっと違った「心理カウンセラー養成講座」を行っています。

あなたも、私たちの仲間になりませんか?

ハピネスシャイニング心理カウンセラーのおかひさりえでした。

 

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