相手と、スムーズで心地よいコミュニケーションを取るには、相手とのあいだに
ラ・ポールを築くことが大切です。
ラ・ポールとは、フランス語で「橋をかける」という意味。ラ・ポールとは
信頼関係。つまり、自分と相手とのあいだに「信頼」という橋をかけるという
ことなのです。
今日も1日お疲れさまでした。
ハピネスシャイニング 心理カウンセラーの岡久 理恵です。
季節は早くも12月になり、世の中は師走。2016年の終わりを迎えようとしていますね。
街中はクリスマスのイルミネーションが輝き、耳を澄ませばジングルベルが聞こえて
きます。そんな、2016年をあなたは、どう締めくくりますか?
わたしの2016年は、かけぬけた1年間でした。いま思えば、昨年のいま頃には出来て
いなかったたくさんのことが、いまは出来るわたしになれていると思います。
多くの方との素敵な出逢いが、わたしを支えてくれて、いまがあります。あらためて
わたしの使命や信念、価値観に新たに出逢えた喜びの毎日でした。
多くの方を笑顔にしたい・多くの方を幸せにしたい・多くの方に生きる価値を与えたい
そんな思いが、実を結んだ1年でもありました。
まだまだ、12月は始まったばかりですが(笑)そんなことを考えていると、つい感慨
ぶかくなってしまいます。2017年もまた、多くの人と笑顔と喜びを共有できるように、
さらにエネルギーをそそいでいきたいと考えている今日このごろです。
さて、前回のメルマガ・ブログでは、ラ・ポールを築くことの大切さについて書きました。
今回は、ラ・ポールを築くための具体的な方法について。日常で、意識することができれば
どれもシンプルなものです。ぜひ、あなたも毎日のコミュニケーションの中に取り入れてみて
大切な周りの人々との間にラ・ポールを築くことから始めてみてくださいね。
★「イエス・セット」
相手が必ず「はい」と答えられる言葉をかけることで、無意識に相手に自分への信頼を
感じさせることができる。
★「ペーシング」
相手の呼吸や話す速度などペースを合わせることで、相手に安心感を感じさせることが
できる。
★「ミラーリング」
相手と同じようなしぐさ・動き・表情をし、同じ言葉を使う。さらには、同じ飲み物や
食べ物を注文したり、同じような服装をする。相手に自分と似ていると感じさせ、安心感を
感じさせることができる。
★「言語の情報と非言語の情報を一致させる」
言語とは言葉として、出た表現。非言語とはしぐさや動き・表情として、出た表現。
言語と非言語の情報を一致させることで、相手に自分への信頼を感じさせることができる。
例:「ありがとう」や「おはよう」と言葉をかけるときは、ムッとした表情ではなく、笑顔
で伝えて、言語と非言語を一致させる。
★「相手を理解する気持ちをもって共感する」
人にはそれぞれの価値観があることを理解して、共感する気持ちをもつ。相手の世界を受け入れる
気持ちをもって、相手の世界観や価値観を否定しない。相手に「理解してくれている」と感じ
させることができて、信頼を得ることができる。
★「相手の言葉を繰り返す」
相手が話した内容をそのまま繰り返して話すことで、相手に「きちんと聴いてくれている」と
感じさせ、信頼を感じさせることができる。
例:「今日はとっても気分がいいんだよね!」に対して、「今日はとっても気分がいいんだね!」
と返す。
相手とのあいだに心地よいコミュニケーションを築きたいのなら、まずはラ・ポールという信頼の
橋をかけることから。さらに、『I'm OK. You're OK.』の対応がなりたっていれば、もう人間関係
で悩むことはありません。さわやかで幸せな毎日を送ることができるのです。
☆それでは、また。今日も最後までお読みいただいてありがとうございました☆