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ハピネスシャイニング心理カウンセラー養成講座第2期 基礎コース修了!

先日、ハピネスシャイニング『心理カウンセラー養成講座』の第2期基礎コースが修了しました。

心理カウンセラーは、自分の心の問題と日頃から向き合ってそれらを解消しておく必要があります。

なぜか?といえば、クライアントさんのお話しを聴くときに自分の心の問題と投影してしまい感情に一喜一憂してしまったり、感情移入しすぎてしまったり、自分と比べて優劣をつけてしまったりということが無意識に起きてしまうからです。もちろんね、クライアントさんと同じ立場にたって心を感じ共感することは必要で、それが出来なければカウンセリングは出来ないのだけれど、感情移入をしてしまっては上手くカウンセリングが出来なくなってしまうからです。「共感」と「感情移入」とは違うということです。客観的にクライアントさんの心とその問題をみれるようにしておかなければいけないということですね。

投影とは、自分の心の問題を相手の心を通して自分のことのように錯覚してしまうことをいいます。例えば、「どうしても気力がわかなくて頑張れない」というクライアントさんに対して自分の中に「頑張らないことは生きている価値のないことだ」という心の枠組みがあればクライアントさんに対して「頑張らないなんてダメなことですよ。頑張るようにしないと。」などと否定するような発言をしてしまうといったことが起きたりするのですね。

また例えば、とても上から目線な相手に対して「上からものを言うヤツは許せない!」と強く思ったりムカついてしまったりイライラしたりしてしまう、相手の言動に必要以上に反応してしまうというのは、自分の心の中に「上から目線はいけないことだ」と思っている心の枠組みがある可能性があります。そして更には、過去に上から目線でなにかを言われてひどく傷ついてしまった自分がいるかもしれないということなんです。だから、その心の枠組みを解消するには傷ついた自分の心に寄り添って解消する必要があるというわけですね。「頑張らなければ価値がない」や、「上から目線はいけないことだ」と思いこんだ原因となる根本をみつけだして、その根本の見方を変える必要があるのです。

だからこそ。私の講座では、まず心理カウンセラーを目指す受講生の皆さんたちが自分の心の問題と向き合って自分を大切に思えるようになり認められるようになることから始めるのです。

今回もそうでした。

そして誰もがそうであるように、彼の場合も今回、「自分と向き合う」ことの辛さや苦しみを経験して、今があります。今の笑顔を得ることができたのです。

「誰もがそうであるように」という表現を使うことは簡単だけど、人はそれぞれ違う人生の中にたくさんの辛さや苦しみを抱えて生きてきているのだと思います。彼も、そうでした。

鍵がかかっていた、心の扉をあけて幼少期から今までの過去の感情ひとつひとつを感じて、寄り添って、それでもよかったんだと自分を認めてあげて、今の自分に「小さな自分」を迎え入れてあげることをしたからこその今。今の輝くような笑顔があるのです。

「小さな自分」を認めてあげることができたとき、人はあたたかな感情を感じて表情があたたかくなり、そしてあたたかな涙を流します。私はその瞬間が大好きなんです。

それはまるで、「生まれてきてよかったんだよ」って。

「あなたのまま生きてていいんだよ」って。

本人とカウンセラーとが一緒になって感じられるような、『命の受容』だと私は思うのです。

ひとりひとりと向き合うたびに、心からやっぱり素敵だと思う「心理カウンセラー」という仕事。誰もが、自分を大切にするために、自分を愛するために、自分の価値観や自分の命を優先できる世の中になったらいいなあと思います。皆が自分を認めてお互いを認められるような優しい世界を私も創り出していきたいと思います。

そしたら、笑顔がたくさんの世界になると思うから。

今回、第2期基礎コースの講座も、辛さも苦しみも葛藤もあったし涙も汗も流れたけれど、最後は最高の笑顔で終えることができました。

あなたも、私たちの仲間になりませんか?

ハピネスシャイニング心理カウンセラーのおかひさりえでした。

 

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